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ダイビング豆知識

2025.05.16

珊瑚?ハードコーラルとソフトコーラルの違いについて

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福岡ダイビングスクールSea-Arrowのブログを
ご覧の皆さん、こんにちは♪
STAFFのヒロです(^^

さて、今週は海も重なり2連続になってしまいますが、
本日もブログのお時間がスタートです(^^
本職はブロガーなのか?
いやいや、本職の人に失礼でしたm(__)m💦

では本日もダイビングについての知識コラムを
スタートしていきましょう♪

突然ですが、皆さんは当店のロゴを
ご存じでしょうか👀?

こちらがロゴですが、【珊瑚】と【泡】という
ダイビングのイメージにもあるこの2つを
ロゴの中に入れています。


珊瑚はどこかって言わないでくださいね笑
右下は海藻ではありませんからね!(笑)
(こないだリアルに言われました笑)

では今回はそんな当店のロゴデザインになっている
『珊瑚』について触れます(*^^*)
厳密には今回のお題は
『何が違うんですか?ハードコーラルとソフトコーラルの違いについて』にしますね♪

それでは本日の豆知識をご覧ください(”ω”)

珊瑚の名称(呼び名)
(ハードコーラルとソフトコーラル)

ハードコーラルってそもそも聞きなれない方が
多いのではないでしょうか?
ダイビング歴20年経った現在でも、
『ハードコーラル綺麗だったー』と、
ダイビング中の会話に出すことはありません笑

ハードコーラルとは『固い骨を形成している珊瑚』と
いうことになります。
つまり、ほとんどの方がイメージに持っている
珊瑚が『ハードコーラル』なわけです👀
上の写真にもある様なイメージは皆さん、
きっとありますよね?
ダイビングをしていない方でも、
テレビなどで見たことがあるでしょう(^^

一方、『ソフトコーラル』という名称は、
あまり聞かないかと思いますが、
こちらもコーラルという名前がついているので、
結果『珊瑚』です。
ただし、骨格を形成しない(厳密には違いますが)
種類の珊瑚になりますので、
どちらかというと植物に近い存在ということに
なりますが、立派な珊瑚です👀

つまり、ダイビングでよく聞く
『綺麗な珊瑚礁が見たいから、沖縄に行きたいー』
などの声を多く聞くのは、まだまだ認識が
『ハードコーラルのみ』というところかなと
思います(^^;
でも、ソフトコーラルはダイバーになってから
知る人が多いのかもしれませんね💦
(実際、僕も南方に行かないと珊瑚はないんだーっと
思ってましたし(^^;)

ハードコーラルとソフトコーラルの違い

では、この『ハードコーラル』と『ソフトコーラル』
ですが、一体何が違うのでしょうか?

ハードコーラルとは名の通りなのですが、
『固い』わけです。
海水中にある多くのミネラル成分
(カルシウムやマグネシウム)を消費しつつ
自ら骨を造り出すため、骨格ができる
ということになります。

一方ソフトコーラルは『骨』を形成しません。
(※厳密にはハードほどではないということ)
形成しないので、ハードコーラルの様な固さはなく、
植物の様に柔らかいことから『ソフトコーラル』と
呼ばれます。別名では『軟質サンゴ』などと
呼ばれていることもあります。

しかしどちらの珊瑚ですので、
植物と同じく《光合成》をすることで
エネルギーを蓄えます。

LPSとSPSの違い
ポリプとはなに?

LPSとは『Large Polyp Stony coral』
SPSは『Small Polyp Stony coral』といわれ、
主にポリプの大きさで分けられる分類です👀

簡単に言えばLPSは大きなポリプを持っていて、
SPSは小さなポリプを持っているということですね。

ここで出てきた『ポリプ』とは何かを
ご説明していきますね(^^♪

ポリプとは、身体の中のユニット(構造の中の一つ)。
そして、一つ一つ個体として生きています。
サンゴという家に住んでいる人?みたいな
イメージですかね。
(そこまで知ろうとしなくても良いですよ笑)

このポリプは水中のプランクトンを触手を使って
捕まえて食べます。

ハードコーラルにおいては、
夜のプランクトンなどを捕食します。
日中はどうしているかというと、共生している藻類から栄養をもらっていることがほとんどですので、
自分たちは夜しか頑張らない…光合成からの栄養素が
主の食餌になるということです。


一方、ソフトコーラルですが、
おそらくソフトコーラルをご存じのダイバーさんは、
『なんか前に来たときはもっと華やかだったのに、
今回は迫力ないなあ』なんて
感じたことあるのではないでしょうか?

それは『潮流』が関係しており、潮の流れが強い時は
餌である『プランクトン』が流れてくるので、
ポリプ達からしたら突然ご馳走がきたわけですね(^^

よって元気にみえるわけです!(^^)!

つまり、ソフトコーラルにとってはプランクトンが
主であり、潮の流れなどが起きにくい場所では、
ソフトコーラルはあまり生息しないということ。

それぞれの生息環境

ハードコーラルとソフトコーラルは
生息環境が異なります。
イメージだけでいうと、ハードコーラルは
沖縄などでよく見られて、
ソフトコーラルは本州??みたいなイメージですか?

ではその理由をご説明していきますね(^^

ハードコーラルは共生している藻類の光合成が
成長の素になりますので、藻類が
何を好んでいるかがポイントになります。
藻類は当然、光合成しやすい場所になりますので、
『水深が浅く、透明度が高い』
つまり光を取り込みやすい環境を好むわけです。

しかし、サンゴポリプは太陽光線が苦手・・・
なので形成された骨格によって守ってもらうわけ
ですが、骨は固く伸縮しないので、ポリプは
骨の中に身をひそめるしかありません。
これが先ほどお伝えした夜のプランクトンを
捕食する理由というわけです。

ただし先述の通り、主の栄養は光合成をしている
藻類になるので、結果浅い水深でないと、
なかなか成長ができません。
これがハードコーラルが光の届く綺麗な海や
浅場でしかなかなか見られない理由です。


一方、ソフトコーラルも骨格はありますが、
強度はあまりありません。
(ほぼないと思って下さい)
代わりに太陽光からの身の守り方は、
『収縮する』という技です👀
ダイバーの方ならそんな姿を見たことが
あるのではないでしょうか?
(イソギンチャクとか笑)

そして主な栄養源はプランクトンになりますので、
直射日光の当たらない様な水深であったり、
潮流がある様な場所を好んで生息しています。

つまりソフトコーラルにとっては、
プランクトンが主であり
潮の流れなどが起きにくい場所では、
ソフトコーラルはあまり生息しないという
ことにもなりますよね?

まとめ

いかがでしたでしょうか?
珊瑚は皆さんがダイビングをしている中での
楽しみの一つでもありますね(^^♪
今回はじめて知りましたー!みたいな方は、
これを踏まえて水中をご覧になってみて下さい(^^
いつもとはちょっと違って面白いかと思います♪

もちろんご興味わかなかった―っという方は
そのままで、楽しみ続けてもらえればOKです笑

では今回はこのあたりで終わりたいと思います♪
『何が違うんですか?ハードコーラルとソフトコーラルの違いについて』でした(^^


では僕もこれから食事をとります。
今日はパンです。

それでは、また✋

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